新型ハスラーには「これでもか!!」と言うほど便利な収納や装備がいっぱい詰まっています。
また、新型ハスラーは、軽自動車という限られたサイズの中で、室内空間をフルに有効活用されているクルマでもあります。
シートアレンジによるラゲッジユーティリティの高さと、便利な小物収納スペースが多数設置されており、新型ハスラーの購入の決め手となったという人も多いようです。
そこで今回は、そんな新型ハスラーの収納とシートアレンジについてを詳しく見ていきたいと思います。


新型ハスラーの収納のすべて
収納において注意しておかないといけない事はグレードにより”X”系に付いて”G”系に付かない収納もあるということです。
しかし、”G”系についていない収納でも全てオプションで対応していますのでご安心を。
そこを踏まえながら、新型ハスラーの収納を見ていくことにしましょう。
①インパネアッパーボックス
”X”系はテーブル機能が付いたリッド付き。”G”系はリッドなしのオープンタイプ。
②フロアコンソールトレー
”X”系は運転席と助手席の間に、500ml紙パックに対応したドリンクホルダーと小物やバックが置ける一体型トレーを装備。
”G”系もバックなどがが置ける簡易トレーが付きます。
③インパネトレー
助手席前に設置されたユーティリティートレー。
走行中に小物が滑り落ちないよう形状が工夫されています。
また、見た目以上の収納力があり、大型スマホやボックスティッシュもスッポリと収まります。
④インパネセンターポケット(2WD車のみ)
4WD車はこの場所にスノーモードスイッチ、グリップコントロールスイッチ、ヒルディセントコントロールスイッチが配置されます。
⑤インパネアンダートレー
ステアリング下部に設置されたユーティリティートレー。
サングラスや眼鏡ケースを置くのに丁度よい大きさです。
⑥フロントドアポケット
薄めのドアポケットは、冊子などを入れておくのに便利。
薄い分足元が広くなるメリットも。
もちろん、左右両側に配置されている。
⑦グローブボックス
車検などの書類を収納しつつ、保湿系の大型ティッシュボックスが収まるグローブボックス。
幅は一般的な軽自動車サイズですが、奥が深く、収納力抜群です。
⑧ショッピングフック
助手席の足元あたりにある耐荷重2kgのフック。
レジ袋などをぶら下げてゴミ袋として活用するのも便利です。
⑨助手席シートアンダーボックス
スズキの軽自動車の伝統装備となった、助手席下のバケツ状のボックス。
底面350mm×350mm、深さは約120mm。
工夫次第で色々な使い方ができそうです。
⑩インパネドリンクホルダー(運転席)
インパネ設置の固定式。
飲み物だけではなく、ちょっとした小物を置いておくのも便利。
⑪インパネドリンクホルダー(助手席)
使わない時は格納し、必要な時だけ展開出来るインパネ収納式。
飲み物にエアコンの風が当たる位置に設置されています。
新型ハスラーは後部座席も収納充実!!
ハスラーは、後部座席にも便利を装備しています。
①パーソナルテーブル
”X”系のみ標準装備されている格納式のテーブル。
2本分のドリンクホルダーと3つのショッピングフックが用意されている。
②リヤドアポケット
ドリンクホルダーの他、小物を収納できるスペースを備えています。
③助手席シートバックポケット
先代ハスラーには無かった装備です。新型から採用。
④運転席シートバックポケット
”X”系のみ標準装備。
上下2段となっており、上段はスマホなど小物にピッタリの浅めのポケット。
下段はネットタイプになっており、雑誌やファイルなどを収納できます。
新型ハスラーはラゲッジスペースに隠しスペースが!!
取り外し可能な樹脂製のラゲッジアンダーボックスは、汚れたら丸洗いも可能。
キャンプやバーベキューをする時など氷を入れて飲み物を冷やすなど豪快な使い方も有り!?
取り外した状態だと、荷室スペースが広がり収納力がUP!!

新型ハスラーの収納系純正アクセサリー
新型ハスラーにはオプションで付ける事ができる収納アクセサリーも多数取り揃えられています。
①カラーコード 2,145円(取付費込み)
遊びココロと収納力をプラス。小物をはさんだり引っ掛けたり。
使い方はあなたの工夫次第。
②フロアボックス 5,995円(取付費込み)
スマホや財布などポケットにいれたままだとかさばるものを運転中だけ入れておくなんて使い方が良さそうです。
③ラゲッジネット 8,800円
傘や折り畳みチェア、懐中電灯なんかすっぽり収まりそうですね。
キャンプやサーフィン、スノーボード大好きなあなたは、ルーフを有効な収納スペースとして使う手も!!
ベースキャリアと4種類のアタッチメントを組み合わせて使用します。
少々値は張りますが、実用性だけではなく、エクステリア的にもSUVらしさが強調され差別化できます。

新型ハスラーのシートアレンジ
新型ハスラーは用途に合わせて多彩なシートアレンジが可能です。
画像左:通常のラゲッジスペース 中:フラット 右:フルフラット
乗せる荷物や用途に合わせ、後部座席を倒すことにより、フラットで広大な収納スペースを確保。
リヤシートの背面とラゲッジフロアは、汚れや水分を拭き取りやすい防汚加工の素材を使用しています。
海や山へレジャーする方にとってはポイントが高い部分です。
さらに、運転席を奥に倒しこむ事により完全にフルフラットな、縦1,880mmもの空間が出現します。
オプションのリラックスクッション(25,850円)を敷けば、大人2人がゆったりと快適に寝ることも可能。
車内泊やオートキャンプの楽しそうなシーンを具体的に想像できそうですね。
新型ハスラーのシートアレンジパターンはまだまだあります。
助手席側だけフルフラットにすると超長尺の荷物でも余裕で運べます。
後部座席をフラットにすると、テントや寝袋などキャンプグッズを余裕で大量に積み込む事ができます。
後部座席の片側だけ倒すなんて使い方も可能。
新型ハスラーはまさに”遊べる軽”にふさわしい、遊ぶためのクルマに仕上がっています。

ハスラー新型の収納とシートアレンジ まとめ
オプションのカータープ(39,600円)を装着
新型ハスラーは、収納の多彩さ、シートアレンジの豊富さ、どれをとっても”遊べる軽”というキャッチフレーズに偽りはありません。
軽自動車という限られたサイズや規格のなかで、目いっぱい工夫が施されており、スズキのセンスの良さを感じさせる1台になっています。
普通ミニバンやSUVだと恰好や世間体を気にしてここまで思い切りの良いクルマは作れないでしょう。
軽自動車だからこそ思い切り良く遊びに振ったポップなクルマを作れたのかも知れませんね。
クルマは大きければ良いというわけではないということを教えてくれる新型ハスラー、スキーやスノボー、サーフィン、キャンプなどアウトドアが大好きなあなたに是非乗って欲しいクルマです。



